久々に日記

銀河英雄伝説 Vol.22

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   | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 週に一度くらいは更新してた
  . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | のが昔の俺なんだよな 
  . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < 今の俺は半月に一度
    .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | くらいしか更新しないから困る。 
     .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________ 
    /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、 
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なんでこんなネタから始めたかと言えば、ここ最近「銀河英雄伝説」(AA)*1を何かに取り憑かれたかのように見ていたからです。先週の頭には見始めていなかったのに、現在では「八月の新政府」が誕生してしまいました。恐ろしいことです。視聴方法は秘密です。なお恐ろしいことです。
原作本編はちゃんと十年くらい前に読んでいて、アニメもパラパラと見てはいたのですが、通しで見るのはこれが初めてです。しかし、見るほどに面白い。なんかもうね。何でこの時代に生まれなかったんだろうと。なんで俺はヤン提督またはミュラー提督の部下ではないのだろうと。でもその場合間違いなく死んでいるだろうと。この時代に生まれてよかった!
歴史物は面白いけど不思議ですね。帰結を知っていても熱くなれます。小説はストーリーのみにて生きるにあらずということでしょうか。読者はそこに現れては消えていく傑物たちの生き様に心震わせ、小人の振る舞いに同情や憤りを覚えるのでしょう。「銀英伝」は架空歴史物ですが、同様の味わいを覚えます。筆運びは言うに及ばず、設定と人物の練り込みが極上ですね。幾多の将帥たちの生き様と死に様に落涙を禁じ得ません。

あと少しで、次回予告にあの言葉を聞くことになります。「銀河の歴史もあと一ページ。」すでに胸に去来する寂寥感をひしひしと感じながら、歴史の結末を見届けたいと思います。*2

*1:リンクはDVDの22巻。22巻て。

*2:次回予告の「銀河の歴史がまた一ページ。」という言葉は、単独でも視聴者に訴えるものがありますが、原作を既読なら最後の一行と相まってより感慨深くさせてくれますね。本当に良いアニメだと思います。